〔予想〕〔中山1800〕スプリングS

阪神大賞典よりもこっちの方が楽しそうだな。中山1800はマイブーム中。ディセンバーSのマイネルハニー、中山牝馬Sのカワキタエンカとうまいこと頭を的中させることができているし、何より逃げがそのまま決まりやすいというのも逃げ馬好きの僕にはたまらない。今回も逃げ馬を選びたいけど強いやついるかなー。と、何気なくコース傾向を見ていたら面白いデータを見つけた。

2014-2017_3月_中山1800_馬体重別
内容      勝率 連対率 複勝率 単回値
400~419kg  2.20% 6.70% 15.60% 7
420~439kg  4.60% 7.30% 11.90% 25
440~459kg  5.70% 12.50% 18.20% 26
460~479kg  4.20% 13.90% 22.40% 34
480~499kg  10.30% 19.30% 29.00% 64
500~519kg  16.90% 23.10% 29.20% 127
520~539kg  15.00% 35.00% 40.00% 76

馬体重の重い馬が勝ちやすくて期待値も高いってモロに出てる。戦績がある程度出揃った古馬なら単純に上記を信じて買うのはどうかと思うけど、何戦か走ったとは言えまだクラシック前の3歳馬。母数の少ない戦績よりも上記を重く見て予想に取り入れてみようじゃないか。

 

◎バールドバイ
○ビッグスモーキー
エポカドーロ
マイネルファンロン

本命はバールドバイ。決してスタートはうまくないようだけど未勝利戦とはいえ前走の内容は評価できる。新馬戦は後ろからのレースになりながら3着まで入ってきたし1走目、2走目でこの馬に勝った馬がその後も好走しているところを見れば前走の内容は単に相手が弱かったで片付けるのは安易だろう。中山1800で先行馬が1枠1番をひいたアドバンテージと、騎手が中山1800で回収率トップクラスの北村であることもプラス材料。馬体重494kgも決して軽くない。
相手はビッグスモーキー。なんたって524kgは今回の出走馬で一番でかい。上記データに照らすなら勝率15%だ。前走すみれSは最後の直線で一頭だけ別次元の末脚を披露したキタノコマンドールに並ばれてからの粘りを評価したい。エポカドーロは能力的には前に行く馬のなかで一番強そうだけど絶不調中の戸崎で割引。オッズを考えると紐に入れるがやっとってところ。それよりも気になるのはマイネルファンロン。外枠になったから割り引いたけど多分それなりに強いぞこの馬。ステルヴィオは今回は切り。マクってこられたら怖いけど直線に入った時点で後方にいるようなら中山1800は届かない。ここで人気を落として次走でおいしくいただきたい。

〔予想〕〔中京2000〕金鯱賞

ヤマカツエース
○スワーヴリチャード
▲メートルダール
ブレスジャーニー

 

本命はもちろんヤマカツエース。ピークを過ぎて徐々に下り坂に入っている感は否めないし、直近の実績や成長分を見込めるあたりを考えれば本来はスワーヴリチャードを本命にすべきなんだろう。スワーヴリチャードは皐月賞以外は掲示板を外していなくて、その皐月賞でスワーヴリチャードに先着した馬は全てその後重賞を勝っていることを考えれば実力は疑いようがない。それでも中京2000はヤマカツエースを買いというか…ここで買わなかったらそれがヤマカツエースとのお別れになりそうな気がして買わずにいられない。去年の有馬を惨敗してから追いかけるの大阪杯が最後かなと覚悟はしていたが、こんなところで別れを告げるのは嫌だ 笑
ヤマカツエースを軸にする要素を探してみると都合のいい理由がいくつか見つかった。天皇賞秋は馬場に泣かされたので除外、ジャパンカップは距離で除外(てかなんで出走させたし 怒)、んで有馬記念はここんとこ差しが調子良かったのに急に先行して脚を溜めることができなかったので除外。そうするとそれ以前の実績では十分にヤマカツエースを軸にできる。そもそも贔屓目無しで典型的な冬馬であるこの馬は12月~3月のレースは3戦3勝、当該レースは2連覇中なんだからまぁ切ることは普通にできないですよ。あとスワーヴリチャードは右回り、左回りばかり注目されて左の今回は強いみたいに言われているけど、僕としては距離が少し短い気がしないでもない。本来の力を発揮できるのは2400以上の距離だと思う。

紐はメートルダール、ブレスジャーニー。メールダールは2000Mで4-0-2-0と超安定。ブレスジャーニーは距離が少し長いかなと心配にもなったけど左回りを3戦3勝なのといずれも稍重で道悪にも適応できそうな点を評価。サトノダイヤモンドは国内レースで7-1-2-0とほぼ完璧な実績。ただ有馬記念までとその後の馬が同一馬とは思えないほどオーラがなくなってしまったように思う。それよりも紐としてはオッズと実績からサトノノブレスが非常に魅力的なんだけど、サトノダイヤモンドと一緒に出走してこれより先着することは陣営の戦略的に許されない気がする。ダイヤモンドを切る以上、共切りで様子を見たい。今回は珍しく差し馬ばかりで固めてみた。その根拠は以下から。

 

2009-2018_中京2000
内容     勝率 連対率 単回値
平地・逃げ 6.50% 16.10% 89
平地・先行 8.50% 21.70% 45
平地・中団 7.60% 13.70% 102
平地・後方 2.30% 2.30% 23
平地・マクリ 0.00% 0.00%

 

2009-2018_3月_中京2000
内容     勝率 連対率 単回値
平地・逃げ 0.00% 12.50% 0
平地・先行 3.20% 19.40% 26
平地・中団 11.10% 14.30% 202
平地・後方 0.00% 0.00% 0
平地・マクリ 0.00% 0.00%

 

〔予想〕〔中山1800〕中山牝馬S

中山1800は逃げ先行有利。昨年のディセンバーSはこの前提で馬券をとれたので今回もこの前提で。ただ、馬場はかなり荒れているんじゃないだろうか。今更だけど荒れた時のバイアスってどうなるんだろう。

中山1800だけで絞りたかったところだけど母数が少なすぎたので全競馬場、全距離でとりあえず良馬場、そうでない時を比較してみた。するとこんな感じ。

 

2014-2018_全コース_良馬場
内容     勝率  連対率  単回値
平地・逃げ 11.70% 18.40% 59
平地・先行 13.40% 25.30% 123
平地・中団 5.30% 14.50% 41
平地・後方 5.30% 8.90% 40
平地・マクリ 5.30% 15.80% 14

 

2014-2018_全コース_稍-不良
内容     勝率  連対率  単回値
平地・逃げ 17.10% 25.70% 271
平地・先行 9.30% 18.60% 65
平地・中団 6.70% 17.90% 58
平地・後方 6.80% 10.70% 62
平地・マクリ 20.00% 40.00% 238

これは今回もいつも通り逃げ先行馬を選択ですな 笑

◎カワキタエンカ
狙っていたカワキタエンカが大外になってしまったのは少し残念。それでも1800Mでは2-2-0-0で安定しているしその中には稍重もG2ローズSも含まれている。ローズSは後ろの馬ばかりが好走した中で逃げて2番手に残ったのは大いに評価できる。枠を少し割り引いても53キロの斤量は魅力。

エンジェルフェイス
こちらも1800Mで安定。長期休みを挟んでその後は好走しているし位置取りは前目につけるだろうから期待できる。

▲ゲッカコウ
中山1800のピンポイント条件で1-2-2-0の実績。ディセンバーSではお世話になりました。ひょっとしたら差し気味に構えるかもしれないけど切るのは怖い。

△エテルナミノル
斤量が少し気になるけど最内枠を引いたことで相殺。距離、道悪適性はクリアしているのであとは中山の坂に対応できるかだけが心配。中山でもう少し走っていれば本命にもできたかも。

△ワンブレスアウェイ
距離、小回り適性はクリア。道悪適性は実績からは見えないけどステイゴールド産句なので心配ないと思う。

あとはフロンティアクイーンが怖いけどこれ以上は点数が増えてしまうので苦渋の決断。後ろからくる馬で届きそうなキレをもっているのはこの馬なんだけど…道悪でキレが活きないことを想定して。

〔予想〕〔阪神1800〕大阪城S

弥生賞が馬券的に面白くないのでオープンにしてはメンバーが揃った感のあるこっちも買ってみようかな。

 

◎バンドワゴン
○ハクサンルドルフ
▲プラチナムバレット
△アストラエンブレム

 

スローからの直線勝負が基本なので上がり自慢を揃えるのがセオリー。でもそうすると人気どころの3頭しか選べなくなってしまった。そこで一つの可能性に活路を見出したい。バンドワゴンのスロー単騎逃げないかな?やれば決まりそうな気がしなくもないけど…。◎頭固定の三連単で。

 

2008-2017_阪神1800

内容     勝率   連対率  複勝率  単回値  複回値
平地・逃げ  8.70%  17.20%  26.80%  94   111
平地・先行  9.70%  20.00%  28.90%  71   91
平地・中団  8.30%  15.90%  23.40%  88   78
平地・後方  3.10%  7.00%    11.60%  58   56
平地・マクリ  8.70%  21.70%  34.80%  59   72


2008-2017_3月_阪神1800

内容     勝率   連対率  複勝率  単回値  複回値
平地・逃げ  7.80%  17.80%  25.60%  65   148
平地・先行  8.20%  15.20%  25.90%  61   75
平地・中団  9.50%  18.60%  24.30%  88   80
平地・後方  3.20%  7.40%  13.50%    14  43
平地・マクリ  20.00%  40.00%  40.00%  238  116

〔予想〕〔中山2000〕弥生賞

オブセッション
ワグネリアン
▲ダノンプレミアム

朝日杯のダノンプレミアムは先行しながら上がり最速という衝撃の強さだった。ワグネリアンオブセッションという前走で華のある勝ち方をした馬が集まるなかでのこの人気なんだから世間では相当強いと思われているということになる。僕もその一人なんだけどこの時期の中山は差し馬が有利。このコースにおいては脚質で逆転があるんじゃなかろうか。ダノンプレミアムの人気に逆らうならここだと思う。とは言え1番~3番人気の馬を買い目に入れるのは馬券的に面白くない。このレースは見でいいかも。

 

2013-2017_3月_中山2000
内容     勝率    連対率    複勝率      単回値    複回値
平地・逃げ    4.20%  14.60%   25.00%    27          169
平地・先行   11.20%  20.70%   34.30%   68            93
平地・中団    8.30%  17.60%   23.90%    53           72
平地・後方    3.40%  6.30%      9.10%    85            55
平地・マクリ    20.00%  30.00%   40.00%    75           79


2013-2017_中山2000_弥生賞
内容             勝率     連対率     複勝率      単回値     複回値
平地・逃げ    0.00%    6.50%    9.70%      0            36
平地・先行    8.40%  20.00%   24.20%     62           80
平地・中団  10.40%  16.60%   26.40%     79           67
平地・後方    0.00%    3.00%    7.10%       0           16
平地・マクリ    20.00%  20.00%   40.00%    62          156

〔予想〕〔中山180〕中山記念

土日は予定があるので予想する暇がない。オッズもまだ出ていないけど今のうちに予想を更新。小頭数なんで枠順は気にしないことに。

中山1800は昨年12月のディセンバーSで予想がどんぴしゃだったな。あの時の考え方を軸にそのまま流用しようと思う。ディセンバーS時に参考にしたのが下記データ。前提としたのは中山1800は他距離と比較して明らかに逃げが決まりやすいということ。

 

2017年 中山 距離・脚質別の勝率

    1600 1800 2000
逃げ  10.2% 20.2% 11.4%
差し  5.9% 3.4% 8.9%
追込み 3.5% 0.6% 2.9%

 

ただこれは2017年全体を通した数値であって、この時期に限定すると違った傾向があるのかもしれない。そこで過去10年の3月だけのデータを出してみた。

 

2008-2017年 3月 中山1800 脚質別の勝率と回収率

     勝率 回収率
逃げ  16.3%  229%
先行  11.9%   90%
差し   5.6%   46%
追込み  1.8%   11%
マクリ 13.8%   51%

 

逃げの勝率はやや下がるものの単勝回収率は立派なもの。ここはやっぱり逃げ馬軸ですね。中山記念自体は騎手別で見るとデムーロが3連覇中。さすがに小頭数で1番人気騎乗のデムーロを買うくらいならこのレースは買わない方がいい。お願いコケてねデムさん。

 

マイネルハニー
○アエロリット
マルターズアポジー
△ウインブライト

 

逃げ馬軸とは言ったものの本命はマイネルハニー。ハナは確実にマルターズアポジーが行くとして、マイネルハニーは番手からも行ける馬なので無理して競り合わないはず。ぴったり二番手から直線で粘りのある脚を活かせる展開になるんじゃないかな。連れてくるなら筆頭はアエロリット。騎乗の横山は過去10年で3勝とこのレースは得意にしている。後ろポツンさえ炸裂しなければ馬圏内は堅いと見た。買い方はオッズが出てからということで。

〔予想〕〔京都1200〕シルクロードS

◎ダイアナヘイロー
○グレイトチャーター
▲セイウンコウセイ

△ニシケンモノノフ
△ファインニードル
△ナックビーナス

 

好きな馬が中距離に固まっているせいか、どうもマイル以下のレースを観る機会が少なくて馬の強さを把握できていない。だから短距離レースは予想するのがちょっとだけ億劫になる…。つべこべ言っても始まらないので、過去傾向を予想の軸にして切れる馬をどんどん切っていきたいと思う。そんなわけで最初に切るのは一番人気のアレスバローズ。いやいやいくらデムーロが乗るといってもこの人気はおかしくないですか?6歳になる馬なのに重賞はおろかオープン戦すら勝っていない。じゃあ前走でそんなに衝撃的な勝ち方をしたのかと思いきやそうでもない。先日17年の騎手別データを確認してからはもうデムーロに逆らわないと決めたが、さすがにこの馬でこの人気では買えない。過去傾向からも一番人気の複勝率は30%と、人気馬を信用しにくいレースなのでここはスパッといこう。

本命はダイアナヘイロー。京都経験は本格化以前に集中しているものの実績は2-4-1-0と超安定。武豊とのコンビでも5-2-1-1で馬券外はスプリンターズSのみ。スプリンターズSは相手も強い馬ばかりだったし先行馬にはキツイ息つく暇の無いラップタイムなのである程度大目に見てOK。対抗はグレイトチャーター。17年実績で言えば、4番人気以下での和田は複勝率19.4%、回収率は単勝だけでも176%で買う価値あり。セイウンコウセイも2着まで入れておきたいところ。あとの△は3着固定で。タマモブリリアンはもう少し狙える所だと思ったんだけどどうも冬がだめっぽい。ファインニードルは休み明けは走らないけど人気馬の複勝率50%の川田も気になって判断が難しい。頭じゃ買えないけど紐から切るのも怖いな…。

 

◎→○▲→△の三連単、または◎→○▲の馬単か。どちらかでいきます。