〔予想〕〔京都2400〕京都大賞典

過去10年、宝塚記念組の単勝回収率が900%を超えるレース。宝塚に出走する一線級の馬達だから当然ここに偏るんだろうけどそれにしても900%はすごい。宝塚組の中に安定感のある馬がいれば逆らわないほうが良さそう。開幕週の京都なのに逃げが決まっている様子は全然なくて差しが決まりやすい傾向。今回の出走馬でオッズ的に面白そうな馬はあまり見当たらず…。これは点数を絞る必要がありそうだ。

 

シュヴァルグラン
宝塚記念組で鞍上は昨日リアルスティール毎日王冠を勝ったばかりのデムーロ。調子の波が固まってやってくる騎手で、一度勝ちだすとしばらく止まらないし大体その波をG1戦線に調整してもってくることができる。この秋のG1戦線がもう始まっているからこの騎手の調子はこれから上がり調子になっていくはず。シュヴァルグランは京都実績2-2-1-1、2400M実績3-1-1-0、休み明けも1-2-0-0とちょっとマイナス要素が見当たらない。天皇賞春の走りでは成長上積みはサトノダイヤモンドよりもあったように見えた。タフな馬場はあまり得意じゃないようなので宝塚はある程度無視していいと思う。

 

〇ミッキーロケット
2400は距離がぴったり。神戸新聞杯では強いサトノダイヤモンドにクビ差まで迫った。G1級ではもう一枚足りない感がある惜しい馬な印象だけど4歳秋になった今、キンカメ産駒の成長力に期待したい。もともとの実力値でもここは印がつくだろうし上積みがあると考えるなら頭まである。ただ信頼感とオッズを天秤にかけるとシュヴァルグランより上の印はつけられない。

 

カレンミロティック
馬券的な意味合いなら今回のレースで買いたい馬はカレンミロティックだけ。京都に強いことはもう明らかになっていてそれでもこのオッズに落ち着いているのは年齢、長期休み明けのマイナス要素が働いているからかな。8歳で来るわけないと思った去年の天皇賞春の衝撃をもう一度見せて欲しいな。

 

スマートレイアー
距離的に少し長いと思うけど54キロ以下の斤量では牡馬混合の重賞も含めて6-3-0-1と抜群の安定感。高速馬場でのスピード勝負じゃ負けないし距離の足りないあと200M分は武豊ならなんとかしてくれるかも。人気馬ばかり選択してしまったからほんとはここまで買いたくはないんだけど振り分けのウェートを軽くしつつここまで抑えたい。

 

頭固定の三連単で。