〔予想〕〔中山2500〕有馬記念

予想の中心に置きたいのは菊花賞の実績、どれだけ好位置につけられるか、レイデオロの取捨の3点。有馬記念菊花賞との相性が非常に良いイメージがある。直近10年の有馬記念勝ち馬を見てみるとキタサンブラックサトノダイヤモンドゴールドアクター、オルフェーブル、ゴールドシップドリームジャーニー菊花賞掲示板に載った馬が6頭もいる。

今年の出走馬で菊花賞5着以内に該当するのはクリンチャー、サトノダイヤモンドサウンズオブアース、ブラストワンピース、ミッキーロケット、キセキの6頭。サトノダイヤモンドサウンズオブアースはもう能力的に勝ち負けのイメージがわかないが残りの4頭は押さえておくべきだろう。

次に重視したいのは直線に入った時点でどれだけ前にいられるかという点。差しが決まりやすい中山でも有馬記念は直線で後ろの方にいると届かないケースが多い。前に位置づけている馬の好走率が高いのは数字からも明らかで、4コーナー時点での位置と複勝率の関係を東京2400のJCと比較してみると、4番手以内だとJC21.3%に対して有馬記念は29.4%、3番手以内だとJC19.4%に対して有馬記念は34.2%となる。2番手以内、1番手以内でも同様の差がある。

この条件にあてはまりそうなのは内枠で逃げ先行馬のオジュウチョウサン、クリンチャー、枠の有利を活かせばモズカッチャン、パフォーマプロミス、外枠からでも逃げを打ちそうなキセキ、そしてちょい差しもマクリも使えるレイデオロの6頭。これら2点から考えた予想はこんな感じ。

 

◎キセキ
○モズカッチャン
▲ミッキーロケット
△クリンチャー
△ブラストワンピース
レイデオロ

 

◎→○▲の馬単、◎頭固定の三連単で。