〔予想〕〔函館2000〕函館記念

JRA競馬場の中でも完全洋芝、小回り、高低差、直線の短さとかなり個性の強い函館。これは傾向が偏りやすいんじゃかなろうかと基本のところから確認してみよう。まずは脚質。思った通り逃げに超偏ってる。函館2000の直近25レースのデータを見てみると逃げが7-3-2-13、勝率28%、単回値308と圧倒的。もうこれは逃げ馬を予想するレースでしょう。もう一つ興味深いのはマクリが4-2-0-3、勝率44.4%、単回値172の高い数値を出しているところ。マクリはどの競馬場でも高い数値になりやすいんだけどそもそも母数が少ないもの。ただ、函館では直近25レース中9レースで捲った馬が存在して更に6レースで連に絡んでいるというのは偶然ではなさそう。直線が極端に短いから差し馬や追込み馬が早めに仕掛けてそうなるんだろうな。普段しないような極端な予想だけど逃げそうな馬を軸に、紐には末脚自慢の追込み馬を加えて検討。優先すべきは純粋な馬の地力よりも適性や条件面。過去3年連続で三連単57万、91万、23万と高配当が出ているレースなので大胆にいってみましょう。

 

マイネルファンロン
○マイスタイル
▲スズカデヴィアス
△ゴールドギア
△ポポカテペトル

 

これだけ逃げ馬を買いたいと言いながら逃げそうな馬がはっきりとわからない(笑)マイスタイルは逃げそうだし函館の実績あるしでいかにもって感じなんだけど、このオッズで積極的に買いに行くような信頼感もない。そういう意味で面白いのはマイネルファンロンか。斤量54と枠の利を活かして先頭に立ちそうな気がしなくもない。中山の好走経験、ステイゴールド産句という点から高低差や洋芝適性はクリアできそうだし4歳の成長力にも期待したい。最初は時々思わぬ逃げを打つ岩田騎乗のポポカテペトルも面白いと思ったんだけどパワータイプではなさそうなので割引で考えよう。マイネルファンロンを軸にしたことで
対抗に2番人気のマイスタイルも置けるようになった。あとは8歳でも衰えを見せない末脚自慢のスズカデヴィアス。このメンバーなら直線のキレは負けない。早めに仕掛けてマクリ気味になれば頭までありそうな気もする。マクリに期待するとそもそも展開が外れる可能性が高いので頭では買わないけどね。同じく普段は後ろからが多いゴールドギアまで押さえることに。

◎〇頭からの三連単で広くいってみようかな。