〔予想〕〔小倉1800〕小倉大賞典
○マイネルハニー
▲ロードヴァンドール
△ストロングタイタン
△ケイティープライド
今年に入ってようやく馬券的に面白そうなレースが開催。一番人気はなかなか勝てていないレースだし荒れる前提で予想。
枠順が発表されるまではロードヴァンドールを本命にしたかったんだけど、開幕週の小倉とあって流石に大外枠を本命にするわけにもいかないな。
過去10年の馬番毎の実績をみると1-5番(5-8-2-30)、6-10番(3-0-3-38)、11-14番(0-1-4-30)、15-18番(1-0-0-17)と完全に内枠有利。7番までの勝率11.1%に対して8番以降の勝率は2.5%とお話にならない。今年の応援したい馬個人的ランキング2位のロードヴァンドールは大外とは言え出足は良いので紐に入れておくか。
本命はマルターズアポジー。能力的にはマイネルハニーの方がやや強いような気もするけど、条件が整えばある程度の実力差はひっくり返るのが競馬。タフな馬場での持続性はマイネルハニーが上だけど、高速馬場への適正はこちらが有利と見た。小倉で走った経験はないけど実績がリンクしそうな福島では3-0-1-0と安定していて重賞勝ちも含まれている。
ある程度好位につけるスタイルの馬であれば差し馬も十分に届くようだ。ただし、いくらキレがあっても直線に入った瞬間も後方にいるような追込み馬は今回は除外することに。ずっと下り坂の小倉で良馬場で開幕週という条件では基本的に直線に入った時点で前にいる馬じゃないと買いたくならない。そうするとフルーキーが気になる存在なんだけど、前走チャレンジCは好走したように言われる反面、そもそも阪神では基本的に複勝圏を外さない実力者。あれだけ内を突いて複勝圏に入れなかったところは厳しく評価したい。ひょっとして衰え始めているのでは?という考えから切ることに。
〔予想〕〔京都1600〕京都金杯
○ダイシンサンダー
△ケントオー
△ブラックスピネル
△マイネルハニー
過去10年で勝率30%、複勝率40%ととにかく逃げが決まりやすいレース。逃げが決まらなかったにしても最初のコーナーに差し掛かる時点で先頭に近い位置にいるほど勝率、複勝率が高くなる傾向が顕著にある。“前が有利、内が有利”これだけを基準に、普段ならちょっと足りないかなと思うような馬でも積極的に狙っていきたい。
出足が遅れて後方からのレースになった神戸新聞杯以外は当世代の4強以外には負けていないし、いつものレースをすれば世代トップクラスであることは間違いない。この世代が古馬にも通用するというのは実証済なのでここは逆らわないことに。脚質や気性でも自分の実力を出し切るという意味での安定感は高いと思う。仕方がないのでヒモ穴を狙うか。
○ダイシンサンダー
安定して好位置を取れるタイプ。マイルに限定すればオープン、準オープンで好走実績もあるしこのオッズなら積極的に狙っていきたい。母数は少ないが京都1600限定ならば1-1-1-0と複勝圏を外していない。
△以下のヒモはなかなか予想が難しい。もう少し内枠ならマイネルハニーを対抗に置きたかったんだが…。◎で頭を固定してヒモを少し手広く勝負したい。
〔振返り〕2016年 ※ついでに2015年も
〈2015年〉
・実績
28R、的中1、回収率80%
・的中レース
福島記念(馬連、三連単)
・振返り
宝塚記念で競馬デビュー。馬券の種類、予想の仕方、何を見たらいいのかもわからないままとりあえず始めた。馬券の買い方、予想の仕方は手探り状態。予想は単純にコース適性、脚質適性、季節適性あたりを見るだけというシンプルな方法。シーズンの思い出にタイトルを付けるなら“俺氏、アンビシャスとヤマカツエースに惚れる”、“クビ差に泣いた有馬記念”、“俺氏、ルール守れず年間敗北バカ野郎”、の三本立てかな。最大の反省は福島記念で的中後。そのまま自分ルールを守って年末を迎えればギリギリ100%超えの回収率だったのに徐々に購入金額が増えていって負け。これはもう二度としない。
〈2016年〉
・実績
51R、的中1、回収率7%
・的中レース
有馬記念(三連単)
・振返り
中山金杯で痛恨の失敗。1~4着までの馬を全部印付けていたにもかかわらずヤマカツエースと共に軸にしていたフルーキーを2着までしか買い目に入れていなかった。ここで初めて“予想と買い方に矛盾が生じてはいけない”ということを覚えた。
次に悔やまれるのは大阪杯。ずっとアンビシャスを追いかけていたのにここで信じきれずに三連複に走った。結果はキタサンブラックが抜けて外したが、もしアンビシャスを頭固定に三連単という馬券を選択していればキタサンブラックは紐に入れていただろう。前走の中山記念ではドゥラメンテ相手にアンビシャスを軸にしていたくらいだしここは信じて取るべきレースだった。
予想が大きく変化したのは2016年の半ばあたり。開幕何日目だとか、当日の傾向が内伸び、外伸びどちらなのかというトラックバイアスを予想に取り入れるようになった。これで今までよりも大きな馬券を買えるようになったと思う。
年間で頭を当てた回数は馬連や三連複を含めて9回、単馬券だけなら5回とちょっと物足りない。それでも「これは取れた馬券だった」と思うレースはいくつかあった。勝負事にたらればは勿論無いんだけど、それを追求して次の予想に加えていくことが大事なのでたらればと言いたくなるようなレースが出てくるのは良いことだと考えることに。こうして振り返ってみると、2016年はたらればのどれかを拾っていれば
十分に勝てた可能性があったと言える。(負け惜しみじゃないよー)
有馬記念は三連単取ったけど普段ならこんな人気馬券は買わない。馬券を追求する目線ならダメな買い方をしたが、年末の祭り事をどうしても楽しみたかったのと、真面目に予想したら結果的にこんな馬券になったのでネガティブな考え方はやめることにした。
さて、2017年のテーマは昨年勝ちきれなかったたらればを拾うイメージでやっていこうと思う。あと、ヤマカツエースは今年も追いかけます。明けましておめでとう。
〔予想〕〔中山2500〕有馬記念
◎サトノダイヤモンド
○ヤマカツエース
▲キタサンブラック
△サウンズオブアース
△ゴールドアクター
△マリアライト
◎サトノダイヤモンド ▲キタサンブラック
できる限り妙味のある馬を探したいのだが人気の上位陣に崩れそうな要素がなかなか見当たらない。キタサンブラックの強さは疑いようがないんだけどずっと軸から外してきたので買い時を逃がした感じがして今更軸にはできない。実力で勝てそうな馬はまだ底を見せていないと感じるサトノダイヤモンドか。
○ヤマカツエース
大好きなこいつがせっかく有馬に出馬できるまで上がってきたんだ。買わない手はない。実際に中山実績は負けなしだし直線が短いパワーを必要とするコースは大好物の馬。昨年からの重賞勝ちは先行策がメインだったが金鯱賞では後ろから差し切る瞬発力を見せた。展開的にも不利な状況を力でねじ伏せた感があるし成長していると考えていいのでは。唯一怖いのは距離への未知数的なところだけどここでこいつを買わないと今まで追いかけてきた意味がない。後悔しないためにという理由でこの印に(笑)
△マリアライト
土曜日の馬場はかなり重そうだった。内伸びでもなく外伸びでもなくどっちも伸びない感じ。上がり単純にパワーがあるタフな馬が残っている印象だ。こうなると全く意識していなかったマリアライトが怖い。稍重・重馬場のみでの実績は(4-0-1-0)で内2勝は中距離G1を含む。一方、良馬場だけに限定すると(2-2-4-6)で重賞での勝利は一度もないという変わりよう。ただ、同レースを過去15年まで遡っても15番、16番の複勝率は0%で今回大外枠に入ったのがマリアライトでさえなければ、無条件で大外は切ってもいいと考えていたのだが…悩ましい。いや、昨年は良馬場の中を大外枠から4着までもってきているし、好条件が揃った今回は馬券内まで届くと考えた方が無難だろう。切るに切れなくなった。
あとは直前のレース傾向、馬場傾向を見てマリアライトを外すかどうかを判断することに。昨日の傾向から今回は一切脚質を考えずに予想。
買い方はまだ決めてないけどヤマカツエースを活かした馬券を選択したい。