〔予想〕〔阪神2000〕大阪杯

<レース傾向>
馬番
1-5番 複勝率18.0%(3-2-4-41) 6-10番 複勝率33.3%(5-6-5-32) 11-14番 複勝率22.7%(2-2-1-17)

脚質
逃げ(1-2-1-6) 先行(3-4-4-27) 中団(3-2-4-34) 後方(3-2-1-23)

オッズ
一番人気の勝率40.0%、連対率70.0%、複勝率90.0%、回収率も複勝で104%と絶対に馬券からは外せない。二番人気が勝率20%、複勝率50%、六番人気が勝率20%、複勝率40%と同等の実績。六番人気までは軸にすることも可能。

騎手
浜中、池添

個人的には競馬を始めてからの二年間で最高のドリームレース。現役最強のキタサンブラックに好きな馬達が挑む形となった。今回はかなり感情論が入っているので予想としての精度はあまりアテにならないかもしれない 笑(もちろん僕としては超真面目に分析・予想をしたわけだが…。)
予想する際の大きな優先順位として普段は①馬券妙味(回収期待値)②勝率(強さ・条件適合)③好きな馬(追っかけ馬)から考えているんだけど、今回は特に③が占める部分が大きい。カテゴリ分けをしてみると…

マルターズアポジー、ロードヴァアンドールステファノス、スズカデヴィアス、ヤマカツエース

キタサンブラックマカヒキヤマカツエースマルターズアポジー
ヤマカツエース、ロードヴァンドール、アンビシャス

てなわけで①②③全てに属したヤマカツエースが本命。馬券妙味の薄い人気の上位馬に対して、何かしら隙を見つけては選択から切っていきたいところなんだけど、今回の上位人気馬はなかなかに切り要素が見当たらない。かと言って上位人気馬ばかりを選択しした馬券なんて何も面白くないし…ここは一周回って好きな馬ばかり買ってみよう!との結論に至る。

ヤマカツエース
この馬が出るレースは問答無用で本命にする所存。追っかけを始めた当初は大した切れ味もない差し馬だったんだけど、粘り強い先行力を身につけながら実績を伸ばしてきた。最近では上がり最速クラスの切れ味をひっさげてまた差し傾向に。ある程度ペースが流れても、ある程度スローになっても対応できる柔軟性が最大の武器。今回はマルターズアポジーやロードヴァンドールがキタサンブラックが作ろうとするスロー展開を破壊してくれるんじゃないかと思っている。そうなれば、中団前目から新しい武器を身につけたヤマカツエースが飛んでくる可能性は高い。阪神実績は0-0-0-4と一見頼りないが脚質自体は阪神が合っていないようには見えないし、本格化してきた今ならこのメンバーでも頭まで十分狙える。G1に強く大阪杯でも実績のある池添にも期待したい。

マルターズアポジー
小倉大章典の走りで惚れた。最近ではあまり見なくなってきたハイペースで逃げる姿はカッコ良かったし、デビューから19戦全てハナに立って逃げているのも美しい 笑
前走はハイペースについて行けずにことごとく前の馬が潰れていく中で鮮やかな逃げ切り。驚異の強さを見せた。実力馬達がキタサンブラックだけを意識して単騎逃げする展開になれば逃げ切りもありえる。

キタサンブラック
強い。馬券を外すイメージが全くわかない。スタミナのある逃げ馬で末脚も速くて勝負根性強くて操作性も良いとかどうやったら勝てるんだ?去年はアンビシャスに遅れをとったけど斤量差があったしあの時より明らかに強くなっている。これぞG1というメンバー揃った今回でも負ける姿がなかなかイメージできない。過去10年の一番人気実績が4-3-2-1と連対7割、複勝9割というのもあって選択に入れざるを得ない。G1連戦が予想されるローテーションの初戦という割引を考えてもこの印に。

△ロードヴァンドール
小倉大章典、金鯱賞の走りからもかなりの実力をもっていると思うんです。まだ重賞は未勝利だけど重賞クラスの実力は既にある。流石に正真正銘G1級のこのメンバーでは、馬券妙味、好きな馬の下駄を履かせてもこの印まで。勝負根性に期待。

△アンビシャス
ずっと追っかけてきた馬なんだけど成長が止まった感があるな。型にはまった時の切れ味はトップクラスなんだけど、それを見せる機会があまりにも少ない。今回はペースが流れそうなので今回まで期待してみたい。

ヤマカツエース
マルターズアポジー
キタサンブラック
△ロードヴァンドール
△アンビシャス

今年の四半期を終えて少し予算が余っているのでこのドリームレースは普段しない大掛けをしようと思う。いつもの◎頭固定の三連単12点に加えて、◎→〇と◎→▲の馬連2点、◎〇▲の三連複1点で。

〔予想〕〔中山2500〕日経賞

◎ヤマカツライデン

ゴールドアクター

▲ミライヘノツバサ

アドマイヤデウス

△ツクバアズマオー

 

単純な実力だけでいくとゴールドアクターを脅かしそうなのが思いつかないな。負けるパターンがあるなら完全ノーマークの単騎逃げ。

馬連三連単で。

〔予想〕〔中京2000〕金鯱賞

ヤマカツエース
先行して粘り込むのがこの馬のスタイルだと思っていたけど、ここ2走の金鯱賞有馬記念では今までになかった鋭いキレを見せた。地力そのものについても着実に力をつけ続けているのは明白で、有馬記念では現役最強クラスが集うメンバーの中で上がり最速での4着と好走。もはや重賞クラスでは何の違和感もなく一番人気を背負うような馬になったわけだが、それでも世間の評価と僕の評価にはまだ少しギャップがあるように思う。僕が超過大評価をしている感も否めないわけだが…。そんなこんなで今回も迷わずの本命。ここを勝って大阪杯を盛り上げるのはお前だ。頑張れ。

〇ロードヴァンドール
他にめぼしい逃げ馬がいないので本来であればすんなりハナに立って自分のペースで走れるはず。ここまで外枠になってしまったのが残念だけど絶対にハナに立たないとダメという馬でもなければ中京は外枠が不利なコースでもない。小倉大章典ではかなり強い競馬をしたと思っていて、特にあのハイペースの中でハナを取ることなく4着に粘り込んだことは脚質の幅が一気に広がったと評価したい。スロー~多少流れるくらいの幅であればこのメンバーでも十分に勝機がある。1800Mでは0-1-0-3と振るわないが2000Mだと3-2-2-1とかなりキレイな実績。人気が伸びていないここは勝負だ。

サトノノブレス
金鯱賞では3年連続で複勝圏内とめっぽう強い。というか中京2000Mでは1-1-2-0と全て重賞レースにもかかわらず複勝圏100%。近走からも衰えは感じないし内枠に前に行きたがる馬も見当たらないからここも外しにくい。この人気に収まっていることが少し不思議なくらい。

△パドルウィール
前回の金鯱賞ではこの馬を見落としたばかりに馬券を外した。他の予想は完璧だったのに…。

△スズカデヴィアス
この馬までおさえておくことに。馬場は内伸びに偏っているようだし馬券内に入り込む隙は大いにある。

こう見ると逃げ先行馬ばかりを集めた感じだけど、その中で最近は後方からの展開を続けているヤマカツエース軸は多少違和感があるな…。脚質を変えているとの確信もないしある程度好位につけてくれればいいんだけどな。

◎→〇の馬単、頭固定の三連単で大きく勝負するか。


〔予想〕〔中山1800〕中山記念

内有利のレースだけど11頭立てならあまり枠は気にしなくていいのかも。過去10年で三番人気以内の馬が8勝と荒れにくい。一方で一番人気の複勝率は40%とやや低めなのも面白い。思った以上にオッズが偏らずに割れているみたいだし一番人気でもオッズと期待度によっては積極的に軸に据えようと思う。

 

◎アンビシャス

ヌーヴォレコルト

ロゴタイプ

△ツクバアズマオー

マイネルミラノ

 

◎アンビシャス

瞬発力勝負なら現役トップクラス。距離適正の幅が狭くて且つ長い脚が使える馬ではないのでG1ではなかなか活躍できずにいるけど直線の短い中山1800ならこの馬に勝てるやつはそうそういない。スタートが心配で軸にしにくいけど最後方集団にさえつけなければ直線一気で勝てる可能性は高い。

 

 〇ヌーヴォレコルト

アンビシャスを軸に据えると相手は脚質が非常に似ているヌーヴォレコルト。予想以上に人気していないのは休み明けと近走実績がピーク過ぎを匂わせているからか。確かに休み明けにはコケている印象もあるが15年の中山記念オールカマーでは休み明けながらもしっかり走っている。近走の実績が芳しくないのは脚質とコース適性が合っていなかったのが要因だと考えるとどうだろう。鞍上の岩田も長かったスランプを抜けてきた感じがあるしここは期待できる。

 

 ▲ロゴタイプ

中山での実績は全て重賞レースで3-3-1-2と安定感は抜群。早熟だと思われた時期もあったけど安田記念の走りで復活を印象づけた。天皇賞秋では最終的に5着に沈んだものの一瞬先頭を脅かすにまで至ったし得意の中山1800なら頭でもおかしくない。休み明けも中山に限って言えばしっかり走っているしさほど心配ないだろう。

 

△ツクバアズマオー

こちらもかなりの中山巧者。これまでに戦ってきた相手よりもワンランクレベルが上がるこのレースでどれだけやれるかが楽しみでもある。1800は少し短い気もするのでこの印に。

 

マイネルミラノ
内伸びの馬場、単騎逃げに期待。

 

 消 リアルスティール
1800実績は3-1-1-0で新馬戦以外は全て重賞以上と、着順・レースグレードどちらからみても安定感抜群。中山も0-2-1-0と苦にしていない。それでも今回はアンビシャス有利と判断。この距離を得意としながらも中山のこの距離では勝ちきれていない点に着目したい。この馬の過去レースを観て感じるのはこの馬がより活きるのは直線の長いコースなんじゃないかということ。スプリングS皐月賞中山記念と能力の高さ故に中山でも十分な実績を残しているけど、一瞬の瞬発力よりも良い脚の持続力を武器にするタイプなのではないか。それを物語るように昨年の中山記念ではアンビシャスに切れ負けした。今回鞍上がかわった上積みを見込んでも紐まで。ここで悩ましいのがアンビシャスを軸としたことによってリアルスティールを紐に入れると馬券的な魅力が限りなくなくなってしまう点。後の印を付けた馬と三連単を組んでも万馬券にすらならない。…という理由で消すことに。来たらゴメンナサイ勝負。

 

消 ネオリアリズム
えらく人気しているが買い要素がまったくわからない。デムーロだから?確かにそれだけでも十分な買い要素にも思えるが、上積みという意味でみるならムーア⇒デムーロはさほどプラスを感じない。迷わず消しで。


〔予想〕〔小倉1800〕小倉大賞典

マルターズアポジー

マイネルハニー

▲ロードヴァンドール

△ストロングタイタン

△ケイティープライド

 

今年に入ってようやく馬券的に面白そうなレースが開催。一番人気はなかなか勝てていないレースだし荒れる前提で予想。

枠順が発表されるまではロードヴァンドールを本命にしたかったんだけど、開幕週の小倉とあって流石に大外枠を本命にするわけにもいかないな。

 

過去10年の馬番毎の実績をみると1-5番(5-8-2-30)、6-10番(3-0-3-38)、11-14番(0-1-4-30)、15-18番(1-0-0-17)と完全に内枠有利。7番までの勝率11.1%に対して8番以降の勝率は2.5%とお話にならない。今年の応援したい馬個人的ランキング2位のロードヴァンドールは大外とは言え出足は良いので紐に入れておくか。

 

本命はマルターズアポジー。能力的にはマイネルハニーの方がやや強いような気もするけど、条件が整えばある程度の実力差はひっくり返るのが競馬。タフな馬場での持続性はマイネルハニーが上だけど、高速馬場への適正はこちらが有利と見た。小倉で走った経験はないけど実績がリンクしそうな福島では3-0-1-0と安定していて重賞勝ちも含まれている。

ある程度好位につけるスタイルの馬であれば差し馬も十分に届くようだ。ただし、いくらキレがあっても直線に入った瞬間も後方にいるような追込み馬は今回は除外することに。ずっと下り坂の小倉で良馬場で開幕週という条件では基本的に直線に入った時点で前にいる馬じゃないと買いたくならない。そうするとフルーキーが気になる存在なんだけど、前走チャレンジCは好走したように言われる反面、そもそも阪神では基本的に複勝圏を外さない実力者。あれだけ内を突いて複勝圏に入れなかったところは厳しく評価したい。ひょっとして衰え始めているのでは?という考えから切ることに。

 

◎→〇の馬連、◎固定の三連単あたりで大きく勝負したい。

〔予想〕〔京都2200〕京都記念

サトノクラウン

○ミッキーロケット

ガリバルディ

マカヒキ

 

道悪でどう走るのか未知数のマカヒキを1倍台で買う気になれない。それよりも道悪に強くて寒さも平気なサトノクラウン、京都・阪神で堅実に走っているミッキーロケットの方が魅力的。鞍上の差でサトノクラウン有利と判断したのでこっちのオッズが少しだけ高いのはラッキーだった。この二頭だけだと馬券的に何も面白くないので、なんとか3着に入ってきそうな馬を探すことに。ガリバルディはマイルと1800以上ではっきりと実績が分かれていて、1800以上で後方から展開したレースはどれも堅実に走っている。

マカヒキが来たらゴメンナサイの気持ちで一、二着固定の三連単二点で勝負。