〔後記〕〔中京2000〕金鯱賞
△シュンドルボン
リハビリステークスとの声もかかったこのレース。デニムアンドルビー、リアファルの二頭は実力の7割も出せれば余裕勝ちの能力がある。それでも一年以上の休み明けリハビリ馬を軸にするわけにもいかず…。
この二頭の扱いに非常に困った。過去傾向では差しが決まりやすいので差しから先行につけれるイメージで最初はヤマカツエース、シュンドルボンを軸に。
しかし今回は開幕週の高速馬場とあって、前の馬の中でそれなりに中団からもいけるイメージに変更。馬を選択仕直し。軸馬をサトノノブレスからヤマカツエースに変更。紐もシュンドルボンを外してトーホウジャッカルを入れることに。
唯一の誤算はパドルウィール…。なんなのこの馬。コースレコードホルダーという事実はレース後に知った。準備不足を反省するしかない。
〔予想〕〔京都1600〕マイルCS
◎ヤングマンパワー
○フィエロ
▲イスラボニータ
▲サトノアラジン
△ガリバルディ
△ウインプリメーラ
好きな馬の一頭だったヤングマンパワーがせっかく三連勝もしているのに一度も馬券を買っていなかったという後悔をどうしてくれようか。その想いもあって、ここはあまり迷わずに本命にすることができた。実力面でも実際に本格化しているのではなかろうか。中団からの差しがメインだった脚質も今ではすっかり先行馬。上がりの瞬発力を自慢とする馬ではないだけに今のスタイルがハマっている。乗り代わりを心配されている面もあるのだろうが、重賞3回も勝ってて連勝中なのにこの人気というのは過小評価されすぎな気もする。過去4番人気との相性が良いレースでもあるし、あまり験担ぎは好きではないが乗っかってみたい。
フィエロも衰えが気になるお年頃にはなってきたが一線級でもまだ通用していることを安田記念で証明した。右回り1600Mに限定すれば2-3-1-3と安定感あり。着外も香港2戦+4着1回ということを考えれば買う価値あり。
ミッキーアイル、ディサイファは距離適正(長い、短い)を理由に消し。
〔予想〕〔東京2000〕天皇賞秋
今回はレース傾向、馬の強さと適正、その他の3軸に沿って型にはめる方法で予想してみた。
<レース傾向 ※過去10年>
馬番
1-5番(4-3-1-42) 6-10番(2-6-5-36) 11-14番(4-1-1-34) 15-18番(0-0-3-32)
脚質
逃げ(0-1-0-9) 先行(3-4-2-29) 中団(7-4-5-63) 後方(0-1-3-43)
オッズ
過去10年の三連単で100倍未満2回に対し1000倍以上が4回と荒れやすい
騎手
武、横山
前走
毎日王冠、宝塚記念、札幌記念組が好走実績あり
ラブリーデイはあと2,3番内側だったら対抗馬にする予定だったが15番の大外をひいてしまった。先行馬でこの枠はキツイ。距離適性がベストなだけにスタート直後のポ人ション取りに脚を使わされると最後まで持たない可能性が高い。残念だけど勇気をもって切り。ステファノスも狙い目なきはするけど、考えることは皆同じで人気しすぎている。このオッズで買うほど信用できる馬ではない。
◎アンビシャス
本命はアンビシャス。相当のポテンシャルを感じさせながらも好走条件の幅が狭いこの馬は、なかなかG1の舞台で日の目を見ない。今回は遂に条件が揃ったという感じ。上がりの速い馬が強いこのレースで好枠をひいた。毎日王冠ではルージュバックに差されたが斤量差+3kgあった。+2kgの今回はアンビシャス有利と判断。来年からG1に昇格する大阪杯で「並んでも前に行かせない馬」のキタサンブラックを差し切った姿を僕は忘れない。(※大阪杯はヒモ抜けで外した…)
○エイシンヒカリ
過去10年は逃げての勝利無し。好走したのも生涯実績で連対率100%を誇ったダイワスカーレットのみと、逃げ馬には非常に難しいレース。それでも土曜終盤のレース傾向は内伸びだった。エイシンヒカリ級がこの馬場状態のまま直線に入れば後続馬は届きそうにない。休み明けの方が走るタイプなのできっちり仕上がっているだろうし有終の美を飾ってくれ。
▲ルージュバック
アンビシャスが勝つ展開となれば当然無視できない。調教では究極の仕上がりを見せたようだが、馬体重が大幅に減っているという噂が不安の種か。
△アドマイヤデウス
地味で目立たないタイプだけど先行の位置につけたレースだけに限れば1-2-3-1と崩れていない。スタミナの心配はないので多少スタートで脚を使ってでも前目につけられれば十分に複勝圏内はある。日曜も前が止まらない馬場だと判断して。
△リアルスティール
福永からデムーロに変わってどれだけパワーアップするのかだけが見所。未知の底力に期待も込めて。
✩ヤマカツエース
応援馬券。超ヤマカツエース贔屓の僕の目から見ても買い要素がまるでない(笑)もし来られたら暫く立ち直れない気がするので買うしかない感じ。3着に入れ!
〔予想〕〔京都3000〕菊花賞
◎ミッキーロケット
今回もほぼ分析無し。
この世代を代表する上位陣は本当に他馬より抜きん出て強いと考えている。上位陣の中でもとりわけBIG3と呼ばれているマカヒキ、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンドは序列をつけられないくらい実力が拮抗しているが、唯一序列をつけられるレースがこの菊花賞なんじゃないか。気性面、脚質、馬体からの判断だが明らかにディーマジェスティーよりもサトノダイヤモンドの方が適合すると思う。それでも本命をミッキーロケットにしたのはオッズからの判断。2番人気、3番人気のオッズ差が急に開いているが、神戸新聞杯のミッキーロケットの走りは十分に強かった。ルメールが少しでも消極的な走りをすれば、サトノダイヤモンドに先着できる可能性は十分にあると判断。
〔メモ〕予想ファクター
〈枠順〉
- 基本は内枠有利。芝が綺麗な馬場→内有利、芝が荒れた馬場→外有利。
- 当日の馬場傾向を確認する。最終コーナー~直線で内伸び、外伸びが大体わかる。
〈芝〉
- 野芝→スピードが出る。冬は枯れる。
- 洋芝→力が要る。冬も青々としている。
- 北海道の競馬場は全て洋芝。その他の競馬場は両方使用している。