〔予想〕〔中山180〕中山記念
土日は予定があるので予想する暇がない。オッズもまだ出ていないけど今のうちに予想を更新。小頭数なんで枠順は気にしないことに。
中山1800は昨年12月のディセンバーSで予想がどんぴしゃだったな。あの時の考え方を軸にそのまま流用しようと思う。ディセンバーS時に参考にしたのが下記データ。前提としたのは中山1800は他距離と比較して明らかに逃げが決まりやすいということ。
2017年 中山 距離・脚質別の勝率
1600 1800 2000
逃げ 10.2% 20.2% 11.4%
差し 5.9% 3.4% 8.9%
追込み 3.5% 0.6% 2.9%
ただこれは2017年全体を通した数値であって、この時期に限定すると違った傾向があるのかもしれない。そこで過去10年の3月だけのデータを出してみた。
2008-2017年 3月 中山1800 脚質別の勝率と回収率
勝率 回収率
逃げ 16.3% 229%
先行 11.9% 90%
差し 5.6% 46%
追込み 1.8% 11%
マクリ 13.8% 51%
逃げの勝率はやや下がるものの単勝回収率は立派なもの。ここはやっぱり逃げ馬軸ですね。中山記念自体は騎手別で見るとデムーロが3連覇中。さすがに小頭数で1番人気騎乗のデムーロを買うくらいならこのレースは買わない方がいい。お願いコケてねデムさん。
◎マイネルハニー
○アエロリット
▲マルターズアポジー
△ウインブライト
逃げ馬軸とは言ったものの本命はマイネルハニー。ハナは確実にマルターズアポジーが行くとして、マイネルハニーは番手からも行ける馬なので無理して競り合わないはず。ぴったり二番手から直線で粘りのある脚を活かせる展開になるんじゃないかな。連れてくるなら筆頭はアエロリット。騎乗の横山は過去10年で3勝とこのレースは得意にしている。後ろポツンさえ炸裂しなければ馬圏内は堅いと見た。買い方はオッズが出てからということで。
〔予想〕〔京都1200〕シルクロードS
◎ダイアナヘイロー
○グレイトチャーター
▲セイウンコウセイ
△ニシケンモノノフ
△ファインニードル
△ナックビーナス
好きな馬が中距離に固まっているせいか、どうもマイル以下のレースを観る機会が少なくて馬の強さを把握できていない。だから短距離レースは予想するのがちょっとだけ億劫になる…。つべこべ言っても始まらないので、過去傾向を予想の軸にして切れる馬をどんどん切っていきたいと思う。そんなわけで最初に切るのは一番人気のアレスバローズ。いやいやいくらデムーロが乗るといってもこの人気はおかしくないですか?6歳になる馬なのに重賞はおろかオープン戦すら勝っていない。じゃあ前走でそんなに衝撃的な勝ち方をしたのかと思いきやそうでもない。先日17年の騎手別データを確認してからはもうデムーロに逆らわないと決めたが、さすがにこの馬でこの人気では買えない。過去傾向からも一番人気の複勝率は30%と、人気馬を信用しにくいレースなのでここはスパッといこう。
本命はダイアナヘイロー。京都経験は本格化以前に集中しているものの実績は2-4-1-0と超安定。武豊とのコンビでも5-2-1-1で馬券外はスプリンターズSのみ。スプリンターズSは相手も強い馬ばかりだったし先行馬にはキツイ息つく暇の無いラップタイムなのである程度大目に見てOK。対抗はグレイトチャーター。17年実績で言えば、4番人気以下での和田は複勝率19.4%、回収率は単勝だけでも176%で買う価値あり。セイウンコウセイも2着まで入れておきたいところ。あとの△は3着固定で。タマモブリリアンはもう少し狙える所だと思ったんだけどどうも冬がだめっぽい。ファインニードルは休み明けは走らないけど人気馬の複勝率50%の川田も気になって判断が難しい。頭じゃ買えないけど紐から切るのも怖いな…。
◎→○▲→△の三連単、または◎→○▲の馬単か。どちらかでいきます。
〔予想〕〔中山2200〕AJCC
◎トミケンスラーヴァ
○レジェンドセラー
▲ゴールドアクター
△ダンビュライト
本命はトミケンスラーヴァ。8歳ではあるもののここ2戦を逃げての連勝。急坂を二度登らないといけない中山2200では、切れ味よりも粘れるスタミナとパワーが求められそう。内枠を引いたことで楽逃げができそうな気配もあって、展開さえ向けば十分頭まで足りるとみた。というか、他に買いたくなるような馬がいない。紐には騎手から選択。過去あまり騎手を見て買うということはやってきていなかったので、今年はこれまでに取り入れていない要素を予想に加えていこうと思う。そこで重賞によく出てくる騎手の、去年の実績をまとめてみたのがこれ。
<2017年・芝・全重賞>
1-3人気 | 4人気以下 | |||||
騎手 | 成績 | 勝率 | 回収率 | 成績 | 勝率 | 回収率 |
ルメール | 11-6-4-23 | 25.0% | 78% | 3-2-1-10 | 18.8% | 336% |
和田 | 1-2-0-4 | 14.3% | 41.0% | 2-2-3-29 | 5.6% | 176.0% |
Mデムーロ | 14-5-8-23 | 28.0% | 122% | 2-1-1-6 | 20.0% | 165% |
池添 | 1-0-1-2 | 25.0% | 90% | 1-0-2-39 | 2.4% | 97% |
武豊 | 11-2-5-9 | 40.7% | 175% | 2-4-3-19 | 7.1% | 75% |
浜中 | 3-2-3-4 | 25.0% | 78.0% | 1-3-3-16 | 4.3% | 49.0% |
川田 | 2-5-3-10 | 10.0% | 29.0% | 1-2-1-27 | 3.2% | 40.0% |
横山 | 3-1-0-4 | 37.5% | 188.0% | 1-6-2-33 | 2.4% | 30.0% |
岩田 | 5-1-1-8 | 33.3% | 126.0% | 1-5-3-36 | 2.3% | 23.0% |
田辺 | 2-1-0-8 | 18.2% | 61.0% | 1-3-3-31 | 2.6% | 19.0% |
吉田隼人 | 1-0-0-1 | 50.0% | 335.0% | 0-2-1-30 | 0.0% | 0.0% |
四位 | 1-1-0-3 | 20.0% | 62.0% | 0-2-1-31 | 0.0% | 0.0% |
福永 | 2-2-1-3 | 25.0% | 58.0% | 0-4-1-33 | 0.0% | 0.0% |
戸崎 | 3-4-7-21 | 8.6% | 31.0% | 0-0-2-00 | 0.0% | 0.0% |
江田 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0-0-1-13 | 0.0% | 0.0% |
すごく興味深い結果が出た。まず、昨年のG1戦線を蹂躙しまくったデムーロ、ルメール、武豊の3人と、他騎手ではこんなにも差があるのかとびっくり。もちろん馬質がという話もあるんだろうけど、デムーロに至ってはそれほどでもない馬がデムーロが騎乗することで人気が先行するという自体も明らかに発生しているし、その中で単勝回収率が100%を超えてくるというのはもうほんと凄い。人気馬をどうしても切りたくなる僕は昨年散々デムーロに泣かされたわけだが、これ見るともう逆らう気が失せた。人気馬の取捨は“人気と期待値が見合っているか”が大切であって、がむしゃらに人気馬を切るのも美しくない。そんなわけで今年はデムーロ買います 笑
このデータから、仮に去年の傾向が今年も続くようなら…
・デムーロは人気に関わらず買う価値あり。
・ルメールは人気薄い時こそ買い。
・武豊は人気馬をきっちり勝たせる能力が高い。
・人気馬に乗った時の横山、岩田は買っても良い。
・人気薄い時の和田は買い。
・重賞で人気した戸崎は危険すぎる。
ひょっとして騎手で買った方がはっきり期待値に差が出るような気もしてきた。まあその辺は様子を見ながらやっていこう。
〔予想〕〔中山2000〕中山金杯
ちょい差しから差しが決まりやすい。上がりの速い馬を中心に選択。ウインブライトとセダブリランテスはどちらも来そうなんだけど両方買い目に入れるくらいならこのレースは見。馬券買いたいのでどちらか切るこにして、中山実績がはっきりあるウインブライトを選択。
◎ウインブライト
○ショウナンマルシェ
▲アウトライアーズ
△ショウナンマタコイヤ
◎頭固定の三連単
〔予想〕〔京都1600〕京都金杯
◎レッドアンシェル
○ダノンメジャー
▲アメリカズカップ
△ウインガニオン
△スズカデヴィアス
“京都金杯は内枠有利、逃げ有利”のイメージがあるけど数字にも表れている。2017年京都1600の逃げ勝率15.8%なのに対して、京都金杯過去10年の逃げ勝率は20.0%。第5回、第1回の同コース比較でも同様の乖離となっている。せっかく傾向がわかりやすいレースなので素直にいくことに。
そうなるとウインガニオンを軸にしたかったんだけど実績から典型的な夏馬。ヤマカツエースは夏馬ながらに金杯を勝ったけど、あれは単純に金杯レベルの中ではかなり強い馬だったから。紐には入れるけど軸にできる信頼度はない。一番人気ではあるけど軸はレッドアンシェルで。強い同世代の中でも安定して好走しているのでこのメンバー内では抜けていると思う。紐には先行馬を中心に差し馬の中で強いスズカデヴィアスを含めて。
◎頭固定の三連単。