〔振返り〕2022年

<2022年>
・回収率 178%
・購入 79,600
・払戻 142,070
・収支 62,470
・的中 1R(頭的中6R)/52R

<累計>
・回収率 138%
・購入 524,900
・払戻 722,430
・収支 197,530

・的中 11R/403R

 

結果としては収支はプラスになったけど、本命の頭的中6Rだけというのは喜ばしくない。21年もそうだったんだけど、頭的中がこんなに少ないとちょっと収支を安定させるには無理がある。22年は「迷ったら3番or4番人気」を意識して買っていたが、蓋を開けてみると3番人気に◎をした時の実績は(0-0-1-7)、4番人気に◎をした時の実績は(1-0-0-3)と、悲惨な結果になってしまった。やっぱりある程度ちゃんと根拠を持って予想しないとダメだということですな 笑

2023年はもうちょっと時間を確保してレース動画を観る、過去傾向を見るという基本に立ち返りたいと思います。

〔予想〕〔中山2500〕有馬記念

◎ジェラルディーナ

○イクイノックス

▲ボルドグフーシュ

△タイトルホルダー

△ディープボンド

 

タイトルホルダー

タイトルホルダーが逃げることを予想の切り口とした時、有馬記念で人気を背負って逃げ切ることの難易度はどの程度なのか。近年で逃げ馬が馬券に絡んだのはキタサンブラックの17年1着、16年2着、15年3着となる。16年はマルターズアポジーが逃げたので除外して考えると2回のみ。キタサンブラック以外の近年の逃げ馬の実績は0-0-0-9の大惨敗だ。タイトルホルダーがキタサンブラック級の強さに達しているとは思えないので、大幅に割引してよかろう。

 

イクイノックス

ならば勝つのは中山適性が高く瞬発力の高い馬。末脚のキレ勝負ならばイクイノックス。天皇賞秋の末脚にはびっくりした。ただ、これはレースを観た感じでの印象なんだけど、この馬2000がベスト距離なんじゃないか。果たして中山2500であの切れ味を出せるのかが不安。ダービーでも2着になってはいるけど、あれだけ東京2400で力を見せたアーモンドアイだって唯一の惨敗は有馬記念だった。この馬を軸にするのはここではないと僕の中の何かが強く訴えかけてくる。しかしながら、有馬記念は1番人気の馬が6-1-1-2と滅法強い。この数字に逆らう勇気もなく、軸にすることも切ることもできない中途半端な印となってしまった。

 

ジェラルディーナ

地力をもった差し馬の中で何もマイナス要素を見つけられなかったのがジェラルディーナ。中山適性然り、タフな馬場でのエリザベス女王杯で勝ったスタミナ然り。また、馬体重を見ると増加傾向が凄い。「そんなにポンポン出てたまるか」という思いとは裏腹に、「次のリスグラシュー、クロノジェネシスに続く大化け牝馬かもしれない」と期待せずにいられない。

 

ボルドグフーシュ

有馬記念菊花賞との親和性が高い。これはもう何年も続いている傾向なので、より菊花賞で上位だったボルドグフーシュをジャスティンパレスよりも積極的に買いたい。

 

ディープボンド

凱旋門賞で惨敗した馬が有馬記念で好走する例は1-1-2-3と多い。凱旋門賞に出るくらいの強い馬達なんだから、疲れが残っているかもしれないマイナス要素よりも、地力を評価すべきというところなんだろう。この馬自身も昨年凱旋門賞の後に有馬記念2着の実績がある。大外枠になったことで人気を落としているが、馬券に絡んでくる力は十分にあると思う。凱旋門賞後の有馬記念好走はタイトルホルダーにも期待したいところ。上記で大幅に割引という評価をしたにも関わらず馬券に含めたのはこのデータから。

 

馬券は◎○の馬連、◎頭固定の三連単で買おうかと。

〔予想〕〔中山1800〕ディセンバーS

基本的に馬券は重賞しか参戦しないんだけど、重賞でもないディセンバーSは好きなレースの一つ。その理由は、逃げ馬有利が顕著だから。年末の中山は差し馬場になっていく傾向があるものの、中山は1600や2000に対して明らかに1800は逃げの成績が良い様子。念のため今年の実績を確認してもその傾向は出ていた。

<中山・距離別の逃げの勝率>

1600 16.4%

1800 19.4%

2000 13.0%

<中山・距離別の上がり3F1位の勝率>

1600 29.5%

1800 20.5%

2000 28.5%

今年も実力差が抜きんでた馬がいるわけでもないので、多少の力の差であれば逃げの優位性が勝つんじゃなかろうか。逃げ馬の中に1800適性や中山適性、冬馬がいないかなーという視点で予想していきたい。

本命はショウナンマグマ。全実績では2-1-0-7とパッとしない成績だけど、連対している3走は全て1800という専門家のような見栄え。直近3走はいずれも逃げているし、その他にめぼしい逃げ馬が多いわけでもないからきっと逃げてくれるんじゃなかろうか。相手にはこちらも逃げ馬のノルカソルカ。逃げた時の実績は3-6-2-3と安定感は抜群。冬馬でもあるようだ。芝に転向して1800で連勝中のロングランも外しにくい。重賞戦線で通用しているスカーフェイス、1800で馬券から外れていないエイシンチラー、中山巧者のヴァンランディまでおさえて頭固定の三連単で。

◎ショウナンマグマ

○ノルカソルカ

▲ロングラン

スカーフェイス

エイシンチラー

△ヴァンランディ

〔予想〕〔東京2400〕ジャパンカップ

ユニコーンライオン

○ダノンベルーガ

▲ヴェラアズール

△シャフリヤール

△テーオーロイヤル

 

メンバーだけ見ると本当にジャパンカップなのか疑いたくなるようだけど、馬券的には面白いかもしれない。人気サイドが差し馬ばかりなので、人気薄の逃げ馬が残る展開に期待したい。本命はユニコーンライオン。しばらく前の鳴尾記念宝塚記念では相当強い走りをしている。それからは負けすぎた時期もあって既に終わった馬のようにも見えるけど、前走1着が偶然でなければ力を戻している可能性もある。他に逃げるような馬も見当たらないので、自分有利の展開にいかようにも持ち込めそうな気がする。

相手にはダノンベルーガ。ダービーでこの馬より上位のドウデュース、イクイノックス、アスクビクターモアはいずれもその後活躍しているから、ダービー物差しならダノンベルーガだって相応の強さがあるはず。差し馬では前目につけそうなヴェラアズール、大崩れしないシャフリヤール、先行馬の中で紛れる力は持っていそうなテーオーロイヤルまでおさえたい。

◎頭固定の三連単と、馬単は◎→○▲△を厚目にして無印含めた全通り買いをしてみたい。その価値があると見た。

〔予想〕〔阪神1600〕マイルCS

◎ダノンスコーピオ

○ダノンザキッド

▲ウインカーネリアン

△ソダシ

△ファルコニア

 

内の芝は荒れているように見えるけど、今日のレースでも内を少し空けて先行した馬はしっかり残っているし、必ずしも外差し馬場とも思えない。それよりどちらかというと力のある先行馬が多いので、後ろ目につけた差し馬は届かないんじゃないかという予想。先行馬が残ると予想しつつも、過去傾向では明らかに差し馬がきているのも悩ましい所。そこで、差し馬の中では限りなく前目につけるんじゃないかと考えたダノンスコーピオンを本命に。相手にはダノンザキッド、ウインカーネリアン、ソダシの先行有力馬。ノーマークで気持ち良く走れば入るんじゃないかとファルコニアまでおさえておきたい。

買い方もまた悩ましい。◎○の馬連で100倍程度つくんであればもうそれでいいやという気もするし、◎頭固定の三連単もどの組み合わせでも1000倍を超えてくる。ギリギリまで悩みたい。

〔予想〕〔阪神2200〕エリザベス女王杯

さっき予想した福島記念は思いっきり前有利の傾向だけど、エリザベス女王杯は過去10年で差し馬が8勝。逃げ馬の勝ちはゼロという差し馬有利の傾向。こっちは上がりが速い馬を中心に、キレる脚よりも長い脚を使えるような馬を選んでいきたい。

本命はアンドヴァラナウト。人気馬の上位は3歳馬が多い様子だけど、過去傾向では4歳馬が多くきている。阪神でG1、重賞を含めて1-2-1-0の安定感があるこの馬に期待したい。鞍上が初めて福永からムーアに乗り替わる。近年の福永は勝てる騎手になっているけど、ムーアなら好転ポイントと見てよし。相手は3歳世代で実力トップクラスのスタニングローズ、ナミュール。ピンハイだって世代上位。前に行く馬の中では実力上位のウインマリリンまでおさえておきたい。

◎アンドヴァラナウト

○スタニングローズ

ナミュール

△ピンハイ

△ウインマリリン

買い方は迷い中。◎頭固定の三連単も魅力的なんだけど、◎○の馬連馬単が結構なオッズがつきそうだ。ぎりぎりまで迷ってみよう。

〔予想〕〔福島2000〕福島記念

ベレヌス

○アラタ

▲シャムロックヒル

△サトノセシル

△エフェクトオン

 

過去10年で逃げ、先行の馬が9勝している完全に前有利のレース。小回り、下りながら直線に入る、直線が短いなどがそうさせているのかな。ここは素直に前の馬を中心にしよう。すると一気に馬が絞られた。前に行く馬で地力もついて来そうな馬がベレヌスくらいしか思いうかばない。地力のある差し馬でも、できる限り前目につける馬を選択するとこうなった。期待したいのはシャムロックヒルがなんとか馬券内に来てくれないものか。個人的な過去傾向で一度当たり馬券をくれた馬は、また馬券をくれることが多い。もちろん、なんとなく好きになって買い続けるせいなんだけど、そこんとこまたよろしくねベレヌス

◎頭固定の三連単で。