〔予想〕〔中山2500〕有馬記念

◎ジェラルディーナ

○イクイノックス

▲ボルドグフーシュ

△タイトルホルダー

△ディープボンド

 

タイトルホルダー

タイトルホルダーが逃げることを予想の切り口とした時、有馬記念で人気を背負って逃げ切ることの難易度はどの程度なのか。近年で逃げ馬が馬券に絡んだのはキタサンブラックの17年1着、16年2着、15年3着となる。16年はマルターズアポジーが逃げたので除外して考えると2回のみ。キタサンブラック以外の近年の逃げ馬の実績は0-0-0-9の大惨敗だ。タイトルホルダーがキタサンブラック級の強さに達しているとは思えないので、大幅に割引してよかろう。

 

イクイノックス

ならば勝つのは中山適性が高く瞬発力の高い馬。末脚のキレ勝負ならばイクイノックス。天皇賞秋の末脚にはびっくりした。ただ、これはレースを観た感じでの印象なんだけど、この馬2000がベスト距離なんじゃないか。果たして中山2500であの切れ味を出せるのかが不安。ダービーでも2着になってはいるけど、あれだけ東京2400で力を見せたアーモンドアイだって唯一の惨敗は有馬記念だった。この馬を軸にするのはここではないと僕の中の何かが強く訴えかけてくる。しかしながら、有馬記念は1番人気の馬が6-1-1-2と滅法強い。この数字に逆らう勇気もなく、軸にすることも切ることもできない中途半端な印となってしまった。

 

ジェラルディーナ

地力をもった差し馬の中で何もマイナス要素を見つけられなかったのがジェラルディーナ。中山適性然り、タフな馬場でのエリザベス女王杯で勝ったスタミナ然り。また、馬体重を見ると増加傾向が凄い。「そんなにポンポン出てたまるか」という思いとは裏腹に、「次のリスグラシュー、クロノジェネシスに続く大化け牝馬かもしれない」と期待せずにいられない。

 

ボルドグフーシュ

有馬記念菊花賞との親和性が高い。これはもう何年も続いている傾向なので、より菊花賞で上位だったボルドグフーシュをジャスティンパレスよりも積極的に買いたい。

 

ディープボンド

凱旋門賞で惨敗した馬が有馬記念で好走する例は1-1-2-3と多い。凱旋門賞に出るくらいの強い馬達なんだから、疲れが残っているかもしれないマイナス要素よりも、地力を評価すべきというところなんだろう。この馬自身も昨年凱旋門賞の後に有馬記念2着の実績がある。大外枠になったことで人気を落としているが、馬券に絡んでくる力は十分にあると思う。凱旋門賞後の有馬記念好走はタイトルホルダーにも期待したいところ。上記で大幅に割引という評価をしたにも関わらず馬券に含めたのはこのデータから。

 

馬券は◎○の馬連、◎頭固定の三連単で買おうかと。