〔予想〕〔中山2500〕有馬記念

今年の競馬もいよいよオーラス。今年は中山金杯でいきなり初馬券を当てて幸先良いスタートを切ったと思ったのに、そこからはいくつか惜しいニアミスはあったものの的中に至らず回収率は62%という寂しい状態に。最終馬券の有馬記念でなんとか2年連続のプラス収支にして自信をつけたいという心持ちでございます。

20年の競馬を回想してパッと頭に浮かぶのは「牝馬」「ルメール」の二つ。ルメールは既に今年のG1を8勝していて言うまでもないけど、以前にも年間でG1を7つもかっさらっていったことがあるのでそんなに驚かない。現役最強のアーモンドアイ、短距離最強のグランアレグリアをお手馬に持っていた年だからこんな結果にもなるだろう。それでもめちゃくちゃ凄い実績だけど。

一方の牝馬の実績は実際のところどうなんだろう。僕はダートレースには手を出していないので、芝限定で考えると牡馬牝馬混合レースはここまで14レース。ただ、その中には朝日杯やクラシックが含まれていて、これらは実態としてほぼ年齢限定の牡馬、牝馬レースに分かれて出走するから「混合レースでの牝馬実績」にカウントするのはちょっと違和感がある。そうすると、対象レースは以下の通り。

高松宮記念 モズスーパーフレア(牝)

大阪杯 ラッキーライラック(牝)

天皇賞春 フィエールマン(牡)

NHKマイルC ラウダシオン(牡)

安田記念 グランアレグリア(牝)

宝塚記念 クロノジェネシス(牝)

スプリンターズS グランアレグリア(牝)

天皇賞秋 アーモンドアイ(牝)

マイルCS グランアレグリア(牝)

ジャパンC アーモンドアイ(牝)

なんと8/10で牝馬の圧勝。そりゃ「牝馬の年」という印象になるわけですな。

というわで20年有馬記念は以下の印で勝負しようと思います。

◎クロノジェネシス(牝)

〇ラッキーライラック(牝)

▲カレンブーケドール(牝)

△サラキア(牝)

本命はクロノジェネシス。これはもう宝塚記念の走りを見たときから9割方決めていたこと。20年宝塚、19年宝塚はいずれも2着馬がキセキ。ここを物差しにすると、19年宝塚でキセキに0.5秒3馬身差をつけたリスグラシューは同年有馬記念でも圧勝してみせた。20年宝塚でキセキに1秒6馬身差をつけたクロノジェネシスが、有馬記念でも2度目のいわゆる「リスグラシュー」をする可能性は高い。天皇賞秋はスローペースからの瞬発力勝負になっただけなので除外。軽い馬場での瞬発力だけならアーモンドアイやフィエールマンに見劣りするが、この時期の中山馬場なら圧倒的にクロノジェネシスに適正があると思われる。

対抗にはラッキーライラック。カレンブーケドールとどちらにしようか悩んだけど、ジャパンCの疲れが残っている可能性があるのでカレンブーケドールは少し割引。紐にはサラキア。枠順が少し気にはなるけど、着実に力をつけてきている感じがあってオッズ妙味もそこそこある。ルメールのフィエールマンは実力的には怖いけど、本来は間隔を開けてこそ力を発揮するタイプで、走り方も軽やかなロングストライドだから広くて軽い馬場の方が向いてそう。人気上位であえて切れるならフィエールマンではなかろうかという判断となった。さすがに全部牝馬になったのは偶然です。

◎→〇▲の馬単、◎頭固定の三連単で年間プラス収支にもっていきます!